いただくお悩みと、カウンセリングの流れについての一例です。
ご参考になさってください。
(プライバシーに配慮し、内容の一部を編集しております。)
Case #1
子育て・パートナーシップ・トラウマ・アダルトチルドレンなど
「自分はいつもうまくいかないのです。子どもやパートナーにイライラしてしまいます。そんな自分を責めてしまいます。」
お話を聴いていくと、ご自身に幼少期からの親との関係でトラウマがあり、カウンセリングの中で、トラウマとどのように生きていくかを一緒に考えていき(希望があれば催眠療法によってトラウマやインナーチャイルドを癒していく作業を行います)、だんだんと自分に対しても許せるように、自分を少しずつ愛せるようになっていかれ、子どもやパートナーとの関係、その他の人間関係も以前よりより良いものになっていかれました。
Case #2
仕事・親子関係・死別など
「仕事でわからないことをスムーズに聞くことができません。報告、連絡、相談をしないといけないと頭ではわかっているけれど、できず、職場の人間関係に悩んでいます。」
カウンセリングの中で、「できないことに、上司に怒られるのではと怖い。できていない自分を認めがたいし、周りに知られるのも嫌。親との関係でも同じようなことがあった。そして親に迷惑をかけたという思いを持っているがもうその親は亡くなってしまい、後悔している。」という思いがでてきました。
催眠療法の中で、「両親や親戚が出てきて、温かい言葉をもらいました。そしてずっと自分の中にあった親への気持ちを伝えて、両親の思いも受け取り、心の中のつっかえていたものがとれました」というご報告をいただきました。
Case #3
虐待・性被害など
「今まで受けてきた虐待や性被害により、男性に対しての恐怖心が出てくることに困っています。」
カウンセリングを重ねる中で、大切な異性に対して少しずつ心を開いていくこと、また、怖い気持ちやしんどい時にどんな状態になるか、その時どのように接してほしいかなど、相手とのコミュニケーションがスムーズになっていかれました。
Case #4
発達障がい・対人関係など
「仕事や友人関係、家族の中でもうまくいかず、発達障害のことを大人になってから知り、自分もそれにあてはまるのではないかと思っています。」
仕事、友人関係、家族で、どのような場面で難しさを感じておられたのかをお聴きし、その方の得意と不得意を聞き取りながら、どのように工夫していけばスムーズになるか、より生きやすくなるかを一緒に考えていきました。カウンセラーに話す中で、自分を客観視する目が生まれ、自分について今までより深く知り、俯瞰的に見ることができ、具体的な場面でどのようにしていけばよいかカウンセラーと一緒に考えやすくなっていかれました。
Case #5
性・LGBTQなど
「自分の性に違和感をかんじています。でも男性とも女性ともはっきりしません。今後どのように生きていけばよいですか。」
今までどこにも相談しにくかった話を、勇気を持って話してくださったことへの敬意を伝え、家族とのやり取りの中で困っておられること、会社など社会の場で困っておられることなどをお聴きして一緒に考えていきました。カウンセリングが進むにつれて、ご本人が自分の性別について今ははっきりしないということも含めて、自分のこともだんだん受容していかれて自信を取り戻していかれました。
Case #6
不登校・生きづらさ・対人関係など
「人との距離感が難しいです。仲良くなりたいと思う気持ちがある一方で、自分の言動や相手の反応が気になり嫌われる前に自分から距離を置いてしまうので、気づけば仲の良い友達がいません。学校も行くのが嫌になり不登校気味です」
継続カウンセリングの中で、人への信頼感が持ちにくいことについて、幼少期の不安定な家庭環境の中で傷つき、人を信頼するということが怖くなられたことが語られました。カウンセリングの中でカウンセラーとのやりとりでも対人関係の色んなやり取りがあらわれます。葛藤を経て、カウンセラーとの関係に少しずつ信頼感を持てるようになっていかれ、カウンセリング以外の生活の場でも他者に信頼感を持てるようになっていかれました。また、0か100思考ではなく、中庸に徐々に向かわれ、相手の反応に以前よりとらわれなくなりました。学校も本人のペースで少しずつ登校できるようになっていかれました。
(不登校の問題は、保護者の方のカウンセリングも承っております。不登校のお子さんが、どういう気持ちなのか、どのようにコミュニケーションをとると良いかなどを、保護者の方と一緒に考えていくことによって、解決の糸口が見つかることがあります。)
上記の種類以外のお悩みも承っております。まずは一度ご相談ください